地鎮祭とは

〔目的〕
建築工事を始めるにあたって、その土地の永遠の平安の為にお施主様が土地の神様をお祭りして行う祈りの儀式です。旧来その土地に家を建てることはその土地の氏子になる意味で有ることから地元の氏神様の神主に依頼するのが一般的です。

〔日時〕
六曜のうち、大安・友引・先勝・先負がよいとされています。又、暦の上での三隣亡とされている日は「この日に家を建てると火災にあい、三軒をも滅ぼす」と言われ、お施主様はもちろんご近所からも嫌がられますので、絶対に避けて下さい。所要時間は30分から1時間程度ですので、お施主様、神主さんにご都合を伺って決めて下さい。

 六曜の吉凶

○先勝 (せんしょう、せんかち)・・諸事急ぐこと及び訴訟ごと吉、午後凶

○友引 (ともびき) ・・朝夕は、祝い事に吉、正午のみ凶

○先負 (せんぷ、せんまけ) ・・諸事静かにする方がよい、午後大吉

×仏滅 (ぶつめつ) ・・移動・開店何事にも凶、口舌を慎むべし

○大安 (たいあん) ・・移転・旅行・婚姻・費諸など全てに吉

×赤口 (しゃっく、しゃっこう)・・何事にも朝夕は凶、正午ごろのみ吉

〈 地鎮祭を執り行う際に施主様にご用意していただく物は下記の通りです。〉

お供え物

清酒 一升瓶で2本 約5合はお清めに、1本は神社にご奉納致します。

山の幸(3,5,7の奇数の品数)季節の果物を彩り良く(リンゴ、ミカン、バナナ等)

里の幸(3,5,7の奇数の品数)季節の野菜(大根、人参、白菜、なす、キュウリ等)

海の幸(1,3,5の奇数の品数)尾頭付の鯛、他、スルメ、昆布等

お米 1合程度

お塩 小皿1杯程度

お水 1リットル程度

神主謝礼 初穂料として(3万円)ご祝儀袋に「奉納」と表記してお持ちいただいて下さい。

★ お供え物として用意して頂いた物は、地鎮祭終了後に、神主さんに持ち帰って頂き、  神社に奉納致します。

大工謝礼 寸志として(5千円)参考

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