上棟

上棟とは、建前とも言われますが基本的には在来工法のみが上棟を行います。ツーバイフォー工法の場合、柱が有りませんので通常建て方と言われ上棟式等の儀式も行われません。在来工法による上棟式に付きましても、行うか 行わないかは お施主様の選択にお任せしております。最近の傾向と致しましてはお施主様の低齢化が進んでおられますので以前に比べますと上棟式は減ってきています。


上棟式とは

〔目的〕
家屋の骨組みがほぼ出来上がって、棟木を上げるに当たって行われる儀式、祭神は、家屋の守護神、「工匠(たくみ)の神」で幣串(へいぐし)か棟礼(むなふだ)を今後の無事を祈りながら奉納し、これらを棟木(むなぎ)にくくりつけて保存します。神主は、一般的には、参加致しません。

〔日時〕
六曜のうち大安・友引・先勝・先負がよいとされています。又、暦の上での三隣亡とされている日は「この日に家を建てると火災にあい三軒をも滅ぼす」と言われ、お施主様はもちろんご近所からも嫌がられますので、絶対に避けて下さい。 始まりは棟上げ後(3〜4時間位から)で、所要時間は1時間位ですのでお施主様にご都合を伺って決めて下さい。

〔出席者〕
お施主様(式の主催者です。必ずご出席いただいて下さい)ご家族、ご親戚の方々

〔お施主様にご用意いただく物〕

清酒   一升瓶で1本 約5合は四隅の柱にお清めに、残りは、乾杯に使います。
お米   小皿一杯程度 建物の四隅の柱に備えます。
お塩   小皿一杯程度 建物の四隅の柱に備えます。

お供え物に関しては、地鎮祭にご用意して頂いた物と同じですので、参照して下さい。
ご祝儀  棟梁1万円 その他5千円を人数分 約10人前後になります
(参考)お昼の食事 お弁当等を人数分
夕方 口取り等の料理、赤飯、お酒4合瓶位を人数分

以上が、一般的な上棟式の慣習ですが、最近の傾向としてはお若いお施主様が増えて参りましたので、上棟式はかなり減りました。当社と致しましては儀式を行うか、行わないかについてはお施主様の判断にお任せしております。

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